ドライアイ対策とブルーベリーの効果
目の疲れなどの対策として、実際に摂取する事で効果があると言われているのがブルーベリーです。
このブルーベリーには目にいいと言われているアントシアニンという成分が含まれています。
ドライアイ対策の前にその原因を知ろう!
また、現代人の目の悩みとして挙げられるのがドライアイです。
ドライアイとは目の角膜が乾燥した状態であり、その原因は涙の量が少なくなったり、涙の成分が変化してしまう事により発生します。
慢性的なドライアイの対策に頭を悩ませている人も多いでしょう。
ドライアイ対策にブルーベリーは効果ある?
では慢性的なドライアイに対して、ブルーベリーは効果を発揮するのでしょうか?
実はブルーベリーに含まれているアントシアニンはドライアイ対策としては直接的な効果は発揮しません。
ブルーベリーに含まれているアントシアニンには目の働きを高める効果と眼精疲労回復の効果があります。
しかし、ただブルーベリーを摂取するだけでは、ドライアイによって発生した目の疲れに対しての対策にはなりますが、慢性的なドライアイを改善するための対策にはなりえません。
あくまでブルーベリーによるドライアイ対策は目の疲れという症状に対して対策するという対処療法的なものにすぎず、ブルーベリーを摂取する事は根本的なドライアイ対策にはなりえません。
根本的にドライアイを対策したい場合は?
根本的にドライアイに対しての対策をしたい場合にはブルーベリーではなく、ヒアルロン酸等が入った目薬を使用する事が推奨されます。
また、ドライアイの対策としてはアスタキサンチンという物質を摂取する事も推奨されています。
このアスタキサンチンという物質は鮭、いくら、エビのような海産物のオレンジ色の部分に含まれています。
このアスタキサンチンはドライアイが原因の眼精疲労に効果があると言われています。
ドライアイの対策としては、これらの食材を積極的に摂取するというのも良い方法になります。
このように慢性的なドライアイの対策には直接的な効果を発揮できないブルーベリーですが、ブルーベリーには「ロトプシン」という物質も含まれています。
このロトプシンという物資は目で見た情報を脳に伝える役割を果たしています。
しかし、目を酷使すると、このロトプシンが目で見た情報を脳に伝える働きが鈍ってしまいます。
目を使いすぎてドライアイになっている、またはパソコンをしすぎた後はドライアイになるというのはこのロトプシンの働きが鈍っている事も原因になっています。
そのため、このような目を酷使した事で一時的に発生するドライアイの対策にはブルーベリーも効果を発揮します。
ドライアイに対しての根本的な治療にはつながりませんが、ブルーベリーは目が健康な状態である事を維持する働きがあるので、間接的にはドライアイの辛い症状を和らげる効果を発揮する事は間違いありません。