どんなドライアイ症状が出たときに病院に行った方がいい?解説!

ドライアイとはどのような病気の症状なのでしょか?ドライアイとは角膜が乾燥している状態のことを指します。通常、角膜は涙の膜に覆われ保護されています。

 

その涙がなんらかの原因によって不足し、涙の膜による保護が無くなることによって、ドライアイの症状が発症します。ドライアイの症状は眼がゴロゴロする、ヒリヒリ痛い、眼が疲れるなどの症状が現れます。

 

なぜドライアイになるの?

ドライアイになる原因は環境的要因が非常に大きいです。現代人はスマートフォンやパソコンの画面など四六時中、眼を酷使しています。

 

涙液は瞬きをすることによって、眼球表面に行き渡ります。
ところがスマートフォンやパソコンの画面を見ているときは、人は瞬きの回数が減少してしまいます。

 

瞬きの回数が減少することにより、涙液が行き渡らず、さらに空気中に触れる時間が長いために、涙液が蒸発してしまい、ドライアイになります。

 

また、コンタクトレンズもドライアイの原因の一つです。
通常であればコンタクトレンズは病院で処方箋を貰わなければ、購入することができませんが、ネットショッピングでの購入も可能です。

 

ですが病院でのコンタクトレンズの注意事項などを聞かずに購入し、間違った使い方をしていると涙液の分泌が抑制され、ドライアイの症状悪化の原因の一つになります。

 

コンタクトレンズの装用しながらの睡眠はもちろんダメですが、8時間以上の連続装用は避けることも症状悪化を防ぐには大切です。

 

ドライアイになってしまったらどうすれば良いの?

眼がシバシバしたり、痛くなるなどの症状が出たらまずは病院に行ってください。
病院では症状を詳しく説明し、その後涙液の状態を見るなどドライアイの検査を行ってくれます。

 

ドライアイの症状が軽度のものであれば、病院で点眼薬が処方され、眼が乾燥する度に頻回点眼します。
しかし、それでも症状が改善されない場合は涙点プラグというものを使います。

 

涙点プラグとは涙の排出口である涙点に栓をすることによって、涙液の排出を防ぐ治療法です。涙液が排出されないので、眼が潤い症状が緩和します。

 

デメリットとしては、涙点プラグは病院でしか装着してもらうことができません。
なので万が一涙点プラグが外れた場合や涙点プラグの交換時期には、病院に来院し、装着し直さなければなりません。

 

稀にですが涙点プラグを装着することによって、ドライアイの症状は改善するのですが、反対に涙液が排出されないため、涙液過多になってしまう場合があります。

 

そういった場合も病院で調節してもらう事になります。なかには忙しくて病院に行く時間がないという人もいらっしゃると思います。

 

しかし病院に行かずに放置しておくとドライアイの症状がより重症化していくので、なるべく早めに病院に行くか、どうしても無理なら市販の目薬で応急的な対応をお勧めします。

 

病院で処方されるものと比べると効果は薄いですが、それでも症状の急激な悪化を防ぐことができます。眼の健康を維持するため、最近眼が乾燥してきたという人がいましたら、一度病院での検査をしてみてください。